T.S様から、3年前のギリシャ旅行体験記をお送りいただきました。
3年前とは思えないほど鮮明なご記憶に驚くと共に、それくらい印象深いご旅行だったのかと、お手配させていただいた私どもとしてはたいへんうれしく存じております。
注)このギリシャ旅行体験記は2009年時点のものです。
現在とは異なっている情報があるかもしれませんので、ご注意くださいませ。
大学院での研究に行き詰まり、海外で充電しようと計画している時、青と白の街並みに魅かれ、なんとなくギリシャ行きを決定。その後、オフィスBe-aさんにアドバイスを頂きながら旅行を組み立てて行きました。行き当たりばったりの旅でしたが、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
旅の始まりはアテネから。
成田空港からアムステルダム経由でアテネに到着。夜中に到着したため、そのままホテルに直行し身体を休めました。夜中は蚊との戦いで、「蚊取りを持ってくればよかったな…」と少し後悔しながらも、疲れていたため爆睡しました。
翌日、簡単な朝食をとりアテネの町にくり出しました。パルテノン神殿に行く!!と決めていた以外には計画はなかったのですが、時間に余裕があったため、アテネ大学、国立図書館に寄ってから、パルテノン神殿に向かいました。
パルテノン神殿はあいにく補修中でしたが、小高い丘からアテネの街並みが見渡せました。日差しは強いですが、心地よい風が吹き抜けていました。
翌日、早朝にホテルを後にし、高速艇でアテネからサントリーニ島へ移動。船着場には行き先の違う多くの船が停泊しており、自分たちが乗る船を探すのに苦労しましたがなんとか目的の船を見つけ乗船。船内は明るくゆったりと過ごすことができました。
サントリーニ島に到着すると断崖絶壁をバスで登り、目的の市街地へ。
島にはこれといった観光施設はありませんが、のんびりとした空気が流れ、青と白の景色を満喫できます。決して日本では味わうことのできない、雰囲気と景色です。到着した際には天気は曇りでしたが、ホテル周辺を散策し、青と白の景色、最高の夜景を堪能できました。
サントリーニ島2日目。
夕日がきれいであると有名なイアの町に移動。
夕日を見る以外にも、綺麗な街並み、海の見えるオシャレなレストランを楽しめます。
日没の時間が近づいてくると、人がだんだんと集まってきます。天気は晴れから曇りへと変化し、夕日が見えるかどうかわからない状況でしたが…
最後は雲の切れ間から夕日が見えました。晴れの日の夕日も良いと思いますが、天気の変化を楽しみながら、その日しか見られない景色を期待することも、なかなかのものです。
サントリーニ島からミコノス島へ移動。サントリーニ島では予算の関係で海側のホテルを予約できませんでしたが、ミコノス島ではお手頃な価格の宿でも海に面していることが分かり海側の見えるホテルを予約しました。
街中をぶらっと散歩した以外は、ホテルのテラスから海を眺め、ビール、ワインを堪能していました。
夕日が完全に沈むと、そこから空の色は、オレンジから紫、青へと変化していきます。何時間眺めていても飽きない景色です。
夕日が完全に沈むと、そこから空の色は、オレンジから紫、青へと変化していきます。
何時間眺めていても飽きない景色です。
ミコノス島からアテネに戻り1泊。
ホテルからたまたまパルテノン神殿が見えました。昼見える神殿とは違い、ライトアップされている景色もなかなかでした。
翌日、アテネからメテオラに移動。海が目的で旅をしていましたし、メテオラまでは電車で4時間程度かかるため、正直なところメテオラ行きを断念しようかと考えました。ただ、大地に巨大な岩が突き刺さったような壮大な景色を是非見てみたいと思い、メテオラ行きを決めました。
結果は正解。ギリシャと言えば「海」を想像しますが、「陸」のギリシャもなかなかでした。時間がない場合はタクシーで回るのもひとつの方法ですが、ハイキングコースもあるため、体力がある方は歩いて回られるもの良いかと思います。壮大な景色を噛みしめながら、メテオラを満喫できます。
メテオラからアテネに移動後、最終日は国立考古学博物館に向かいました。
歴史を感じることができる展示物を楽しんで旅を締めくくりました。
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